感動・感激・科博(かはく)レポート -真があって運の尽き-

百科事典全26巻読破のビブリオマニア・麻理の心の琴線に触れたセンス・オブ・ワンダー(コラム&日記)
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【カテゴリ:今日の出来事】 | |
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私ってばなんてラッキーなんでしょう! 先日ブログ「真があって運の尽き」で『パンダの死体はよみがえる』をご紹介したところ、著者である、遠藤秀紀教授からメールを頂いてしまいました。



私ってばなんてラッキーなんでしょう! 先日ブログ「真があって運の尽き」で『パンダの死体はよみがえる』をご紹介したところ、著者である、遠藤秀紀教授からメールを頂いてしまいました。もうモニタの前で赤くなるやら青くなるやら。とても興味深い本なので読者のみなさんにご紹介できたらと記事を書いたのですが、まさか遠藤先生から直接コメントをいただけるとは。

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しかもタイムリーなことに、上京の際に遠藤教授が以前勤務されていた、東京・上野の国立科学博物館へ行って来たばかりだったのですよ。喜びもさらに倍。

私が行ったのは日曜日だったこともありますが、科博では今『恐竜博』をやってまして、日本初公開となるティラノサウルス・SUE(スー)の全身複製骨格展示が大人気。押すな押すなの盛況ぶりです。今回はこちらはパスして新館のみ見ました。

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新館は2004年11月にグランドオープンしました。学生時代に通い詰めていた旧みどり館と本館の展示物が新館に移動したんですが、ただ移しただけではありません。以前よりもずっと素晴らしい展示になっています。同じ標本や剥製なのに、新館ではよりいっそう生き生きしているんですよ。剥製なのに「生き生き」は変かな。でも本当にそう見えました。

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私の記憶にある旧みどり館はひっそりとしていて、それはそれで趣があったのですが、標本や剥製が少し寂しげでした。でも新館の展示物はスポットライトを浴びて、たくさんの子どもたちに見つめられて輝いていたんですよ。小学生ぐらいの男の子が「あ、これ学校でやったよ!」とお父さんに話しかけているのを見て、思わずにっこりしてしまいました。そう、やっ造り知的好奇心を刺激する博物館はいいものです。

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凛々しく大地を踏みしめる剥製たち、暗闇に浮かび上がる標本、キラキラ輝く模型……心がざわざわしてくるような展示です。以前アメリカにいたとき、何度もアメリカ自然史博物館へ行きました。世界屈指の自然史博物館を見て興奮する一方、「どうして日本の博物館は寂しいんだろう」と悲しい気持ちになったものです。でも今回、新館の展示を見て「日本だってこんな博物館を作れるんだ」と誇らしい気持ちになりました。

遠藤先生はメールで「日本の展示場はやっと『小さめの先進国』の仲間入りをしたかな、ということです」とおっしゃっていました。でも先生のように日本の現状と闘い、知への探求心を持つ研究者が増えてゆくなら少しずつ変わっていくはずです。展示に目を輝かせていた子どもたちを見て胸が熱くなりましたよ。【麻理】

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Transparent Screens - a set on Flickr

す、透けてる〜。私も壁紙作ってみようかな。

初出:2005年 4月 27日

再掲載:2013年07月25日

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