映画『わたしのグランパ』 -真があって運の尽き-

百科事典全26巻読破のビブリオマニア・麻理の心の琴線に触れたセンス・オブ・ワンダー(コラム&日記)
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真があって運の尽き

映画『わたしのグランパ』

【カテゴリ:映画とゲーム】 | |
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BSで『わたしのグランパ』を見ました。原作は筒井康隆。菅原文太と「あなたもわたしもポッキー」の石原さとみ主演。

中学1年生の珠子の家に刑務所から出所した祖父・五代謙三が帰ってくる。謙三は学校の不良グループもヤクザも、ものともしない。ダンディで男気に溢れた謙三に憧れる珠子は謙三と過ごすうちに少しずつ大人になってゆく。
原作は読売文学賞受賞。ジュブナイル(ティーン向け青春小説)小説として発表されました。中高生にも読みやすい文章でそれほど長い小説ではないのですが、底に流れる「カッコイイ男とはなにか」というテーマに大人でもビシビシと胸を打たれます。男の中の男を演じられる菅原文太はグランパそのもの。また可憐で賢い珠子も石原ひとみが好演しています。

以前岸和田で女子高生に痴漢をしていた4人の少年に対して乗客はみな見て見ぬふりだったというニュースがありましたね。現代ではグランパのようなヒーローを誰もが切望しているのでしょう。映画も原作もおすすめ。涙が出るほどかっこいい生き様のグランパとぜひ出会ってほしいです。

祖父と孫娘というのはちょっと独特な関係があると思います。漁師をしていた私自身のグランパも、すごくいい漢(おこと)だったと思います。子供のころに亡くなったけれどもっと長生きしてほしかった。そうしたら「お前もいい女になったなあ」と笑ってもらえたのにな。なんて。【麻理】


わたしのグランパ (文春文庫)わたしのグランパ (文春文庫)
筒井 康隆

文藝春秋 2002-06


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私がネットに最初に触れた頃は、まだ大学間を結ぶ学術ネットワークとしてしか使用されていませんでした。

初出:2004年 12月 10日

再掲載:2013年04月17日

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